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『Cynthia Best 〜 Eternity』(シンシア・ベスト 〜 エタニティー)は、シンシア(南沙織)のベスト・アルバム。1996年6月21日発売。発売元はソニーレコード。規格品番はSRCL-3519。 == 解説 == シングルレコード「17才」(SONA-86183)で歌手デビューを果たしてから25周年を迎えた時期に発売された記念商品で、1970年代に発表された南沙織名義の作品群と、1992年から1996年の間に発表されたシンシア名義の作品群から選曲されたベスト・アルバムである。30周年、35周年にはCD-BOXセットが発売されており、それらと比較すると本作の規模は小さいものではあるが、このアルバムが南沙織時代とシンシア時代の既発表楽曲が1枚に収まった初のベスト盤である〔1992年2月21日に発売されたシングル・コレクションアルバム『南沙織ベスト Recall 〜28 SINGLES SAORI + 1〜』(SRCL-2315/6)にもシンシア名義の「ファンレター ‐SO GOOD SO NICE‐」が収録されているが、当楽曲はベストとしての選曲でなく新曲である。〕。 当時の最新シングル曲「愛は一度だけですか」(SRDL-4143)と、小岩井乳業製品のコマーシャルソングに起用されながら未CD化であった「ふたり」が初収録された。この「ふたり」は、本ベスト・アルバムのみに収録されている。 ブックレット内には歌詞や活動当時の写真に加え、南沙織時代に発表された全28枚のシングルA面曲中、過半数以上である16曲の作詞を担当した最重要作詞家・有馬三恵子から寄せられた、25周年記念の寄稿文「異国の少女」が掲載されている。その中でデビュー時の南沙織について、「人生の短い少女期の風情を、きっちりと個性にしていたヒト」と評した。なお有馬とシンシアは1970年代当時、顔を合わせる機会は録音ブースで挨拶する時くらいであったと後に述べている〔CD-BOXセット『CYNTHIA ANTHOLOGY』(2000年6月7日発売:SRCL-4801/6)内における、有馬三恵子へのインタビュー記事より。〕。 ほか、巻末に「南沙織(シンシア)ヒストリー」という年表が掲載されているが、誤記箇所が多く見受けられる。たとえば、1974年7月発売の9枚目のスタジオ・アルバム名が『夏の感情』でなく『夏の序曲』になっている。CDトレイ下はさよならコンサート時の写真を使用。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cynthia Best 〜 Eternity」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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